つむぎクリニック 奈良市 竣工写真撮影

つむぎクリニック 奈良市 竣工写真撮影

"目"を持つ人たち

この度「つむぎクリニック」様のオフィスが完成しました。
この日はカメラマンの方に来ていただき、竣工写真の撮影を行うことに。
今回は"施工"ブログから少し趣向を変えて、竣工写真を撮影している様子を撮影してきました。

訪問先へ直行し、そのまま直帰するスタッフの方が多いこちらのクリニック。
そのため「戻ってきたくなるオフィス」をデザインしたと建築士は語ります。
既存スタッフの働きやすさはもちろん、新たなスタッフを募集するにあたり、こんなオフィスで働きたいと思ってもらえるような開放感のある空間になりました。

原画とほとんど変わらない仕上がりに、建築士も納得の表情。
リノベーション前の「ザ・事務所」の状態から、この美しい空間が出来上がることが想像できていたなんて驚きです。
プロの目を通して見る空間は一体どのように映っているのでしょう。

さて、カメラマンの方が到着され、いよいよ撮影が始まります。
ですが、カメラマンさんはカメラを用意する前にオフィスに入り、真っ先に椅子の方へ向かわれました。
三つある椅子のうち一つだけ、ヘッドレストの高さが違っていたのです。
また、横から見た時に椅子が不揃いに並んでいたため、ひとつひとつ動かして位置を調整されていました。

また、三脚を出してきてからもカメラマンさんはオフィス内を歩き、手をレンズのようにしてアタリをつけてから三脚を持ち運んで撮影していました。
「今、目をカメラにして見てるんですか?」
「そうですね(笑)どの画角が良いかなって」
すぐに撮影するのではなく、入念な準備を重ねる姿は私も見習わなければならないと感じました。

私はこれまでブログに載せてきた写真のように、動いている人やモノの一瞬を切り取った写真を撮ることが多いのですが、動かないモノや空間を撮る際にはまた違った撮り方をするのだと学びになりました。
美しい空間を作るためにも、美しい写真を撮るためにも、どんな完成形になるかを想像するための目を持つことが大切なのかもしれません。

本日撮っていただいた写真は、数ヶ月後にこちらの平岡工務店HPにてアップされます。
また、こちらのオフィスが出来上がるまでの過程は、Instagramの"remix.design_nara"アカウントに投稿されています。
是非、完成に至るまでの建築士と職人さんのお仕事をご覧ください。