Md様 奈良市 現場調査

2026.01.22
Md様 奈良市 現場調査
未来を想って
誰かと会えば二言目には「寒いですねえ」と口にしてしまうほど冷えた冬の朝。
現場にはお客様とプランナー、現場監督が集い、打ち合わせが行われていました。
事務所でお話しした方が寒くないのに、と思われるかもしれませんが、実は現場に行かないとわからないことがたくさんあるんです。
例えば、動線。
照明のスイッチがどこにあると便利か。
コンセントはどこにいくつ欲しくて、何に使うのか。
図面上であらかじめ決めていても、現場で動きを確認すると変わることも少なくありません。
トイレの確認をしていると、ダウンライトと換気扇のどちらを手前に設置するかという問題が浮上しました。
「ライトの位置によって明るさが変わるんですけど、トイレに長居します?」
「いや、用事が済んだらすぐに出ます(笑)」
「そうですか(笑)でもね、たまにいてはるんですよ、トイレで読書とかして結構長居される方。そういう方は明るさが欲しいっておっしゃるんです」
そうした「たまに」を取りこぼさないためにも、現場での確認は非常に重要です。
カイロやホットドリンクで暖をとっていただきながら、お家の仕様を細かく決めていきます。
寒いとつい動きが固まりがちですが、プランナーと現場監督の動きはいつもと変わらずキビキビ。
ソファを置く予定の位置でお客様が中腰になって壁掛けテレビの高さを考えていると、想像しやすいようにと現場監督が即席のテレビとベンチを瞬く間に作り上げます。
偶然にも設置予定のソファと同じ高さになり、これには「すごーい!」と声が上がりました。
もしも、現場が寒いからと事務所で打ち合わせをさせていただいていたとしたら。
それもお客様を想うひとつの形かもしれませんが、果たしてお客様に心から満足していただけるお家になるでしょうか。
せっかくお家を建てるのに「あの時こうしていればよかった」と思わせてしまっては本末転倒。
「今」ではなく「この先」を見据えることが、お家づくりでは何より大切だと考えています。
寒い中ご協力いただいた施主様のためにも、この先もずっと心地よく暮らせるお家にしようと一層身が引き締まった時間でした。
