Md様 奈良市 上棟

Md様 奈良市 上棟

安心への責任

朝から現場を訪れると、少し緊張した面持ちのプランナーが立っていました。
「上棟、始まってるよ」
そう言われて見上げた先には、縦横無尽に動きまわる職人さんたちの姿がありました。

上棟とは、家の柱や梁などの基礎を作り上げた後、屋根の支えとなる棟木(むなぎ)を取り付けること。
職人さんたちが集まり、一日〜二日ほどで一気にお家の原形が出来上がります。
図面を書いたプランナーもこの日に初めて実際のお家の広さや高さを目の当たりにすることになるため、二階からの景色を確認したり、部屋の広さを見たりと、あちこちを見て回りながら工事の様子を見守っていました。

朝の数時間であっという間に一階部分が完成。
二階の作業に移る前に、一階の天井部分にネットを張ります。
二階を組み立てる作業はアスレチックのように柱から柱へ渡り歩きながら行うことになるため、非常に危険です。
職人さんに安心して作業していただくためにも、この工程を飛ばすわけにはいきません。

腰に重たい道具袋を提げながら、軽々とした身のこなしで足場や柱に登る職人さんたち。
棟梁さんはいますが、その人が逐一指示を出さなくても、それぞれが周囲の状況を把握して迷いなく動いている様子には感嘆の息が漏れます。
全員が「これからも安心して暮らせるお家を作る」ために責任感を持って工事をしていることが伝わってきました。

安心して暮らせるお家づくりだけでなく、安心して動ける現場づくりもまた、平岡工務店の大切なお仕事です。