お互いを知ること

「現場でアフタヌーンティをするのはどう？」
広報担当の一声から始まったイベント、名付けて「現場ヌン活」。
文字通り、お家づくりの現場にお菓子や飲み物を用意し、施主様や現場監督、職人さんを交えてお喋りをするイベントです。

今回現場ヌン活に参加されたのは、新築を建てられたTm様ご家族。
ご夫婦とお子様、そして奥様のご両親も一緒に来られました。
ルームツアーをしたり、足場に登って屋根の上に乗ったり。
現場でしかできない体験をした後は、アフタヌーンティーの始まりです。

現場監督、職人さん、施主様ご家族の皆さんでテーブルを囲み、お喋りに花が咲きます。
お家に関することから家族のことまで、お互いのパーソナルな事柄も共有しました。
工事中は真剣な顔の職人さんも、甘いお菓子と穏やかな空気に自然と表情が和らぎます。

お客様が職人さんと話す機会があまりないように、職人さんもまた、お客様の顔を知らずにお家を作っていることが少なくありません。
ですが、もし職人さんがお客様のことを知っていたら。
小さなお子様が住むことや、足の不自由な方が住むことを理解していたら、図面の見方も家具の作り方も変わってくるはずです。
棚の高さや段差のことなど、プランナーも見落としていた問題に気がつくこともあるかもしれません。

そして、お客様も職人さんの為人を知ることができたら、スーパーの野菜売り場で農家さんの顔写真を見た時のように「こういう人が作ってくれているんだ」という安心感が生まれるのではないでしょうか。
お互いへの理解と信頼は、きっと家づくりに良い影響を与えてくれるはず。

現場ヌン活は、今後も平岡工務店の家づくりを更に良い方向に後押ししてくれるイベントになりそうです。