ショールーム 奈良市 大工工事

ショールーム 奈良市 大工工事

一枚ずつ

まだ冬らしい寒さが続く中、平岡工務店の新たなコンセプトルームとなるマンションの工事が進んでいます。
この日は、床に無垢材を貼る作業が行われていました。

マンションの床材は戸建ての床材と違い、ビスを使って固定することができないため、ボンドで止めていかなければなりません。

そのため、①床にボンドを引く。②均す。③床材を置く。④隣の床材に隙間なくくっつける。⑤ボンドが固まるまで待つ。という段階を踏む必要があります。
実は、戸建ての床を貼るよりも作業量が多いのだそうです。

小さな角材とハンマーを使って、床材と床材の隙間をなくすように寄せて、ボンドが固まるまでテープで固定。
これを繰り返します。

カンカンカン。ビビビッ。パンパン。
ラジオから流れる音楽に合わせるかのように、職人さんの手元からも音が響きます。

一列、また一列と、パズルを埋めるように床材が敷かれていく様はずっと眺めていられそうでした。
心地よい家を作ろうとすれば、家が出来上がるまでの工程もまた、自然と心地よく感じるようになるのかもしれません。