スローカフェな家

スローカフェな家 【奈良市】

お二人の共通の趣味である「落ち着いたカフェでくつろぐ時間」を住まいに落とし込んだ、穏やかな空気感が漂うお家。

お施主様であるご主人は、実は日頃から平岡工務店の現場を支えてくださっている取引業者さんです。
数多くの現場をその目で見てこられたプロとしての経験から、「建てるなら平岡工務店で」と厚い信頼を寄せていただき、お家づくりがスタート。
奥さまもご主人の選択を尊重され、お二人の理想を詰め込んだプランニングが進んでいきました。

計画地は、30坪の敷地が並ぶ大阪都市部の住宅密集地。
周囲を建物に囲まれ、1階の採光が難しいという条件でしたが、北側に残されたわずかな「空間の抜け」を設計に取り込むことで、密集地とは思えないほど光と風が通り抜ける住まいを実現しました。

「忙しい日常の中でも、ここに来れば時間がゆっくりと流れる。」
そんなお二人の想いを形にした、都市部における心地よい暮らしの新しいスタンダードとなるお家が完成しました。

 

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おひるねヌック

リビングの一角に設けたのは、一人時間を愉しめる "縦穴式ヌック"
まるでお気に入りのカフェの隅っこにいるような、自分だけの安心感に包まれる場所です。
読書を楽しんだり、文字通り「おひるね」をしたりと、日常の喧騒を忘れてリラックスするのに最適。
家族と同じ空間にいながらも、緩やかに仕切られた自分だけの時間が、暮らしに心のゆとりをもたらしてくれます。

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住宅密集地ならではの間取りと採光計画

周囲を建物に囲まれた環境でも、一年中明るく開放的に暮らすための「2階LDK」という選択。
南側からの直射日光に頼るのではなく、北側の隣地にあるわずかな「抜け」を計算し、そこから安定した柔らかい光を取り込む窓配置をデザインしました。
カーテン越しに揺らぐ光や、通り抜ける風の心地よさは、密集地であることを忘れさせてくれるほど。
プライバシーをしっかりと守りながら、開放感と明るさを両立させる、設計の工夫が詰まった空間構成になっています。

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ダウンライトに頼らない照明計画

「カフェのような落ち着き」を演出するため、あえて一般的なダウンライトを最小限に抑えているのがこのお家の大きな特徴です。
天井から直接強い光を落とすダウンライトは、場所によっては眩しさを感じさせてしまうことも。
そこで、光源が直接目に入らないように配慮し、壁を優しく照らす間接照明やペンダントライトなどを中心に灯りを作ることで、「目に優しい柔らかな光」をデザインしました。
夜の帳が下りる頃、穏やかな灯りが空間に奥行きと静けさをもたらし、心からリラックスできる「スロー」な時間をより豊かに演出します。