Si様邸 奈良市 下地*
暖冬の影響か、例年よりも早く色づき初めたような気がする梅の木がお庭の傍らで見守る中、Si様邸のリノベーション工事が始まりました。
Si様邸は築15年程しか経過しておらず、僅かにあめ色に変化しつつあるその柱がその築年数の浅さを物語っています。
一番奥の和室と、LDKのフローリング床だけを残し、内装・天井・壁を全てを解体。
間仕切りのなくなった45坪の平屋の空間は、広さが際立っています。
畳だった部屋はフローリングに張り替え、リビングを広げます。
この時、重要になるのが床の高さ(レベル)を合わせる工事。
畳と間仕切りを取り払った床にベニヤ板のサイズを調整しながら、はめ込んでいきます。
柱の形状に合わせて丁寧にノコギリでカットされたベニヤ板は、まるでテトリスのブロックのようです。
ピッタリと美しくはめられると段差は見事に消え、床の下地が完成。
工事はまだまだ序盤戦。
これからどんどんお家が変貌していくのが楽しみです。