小さな工夫で心地よい暮らし【木津川市】*
住みたい街から選ぶと、戸建てリノベーションが最適な解になりました。
最初は、新築の戸建をご希望だったTy様。
ご希望のエリアは、教育環境もよく、駅前に大型施設などもある「高の原」。
しかし、このエリアの土地価格は非常に高騰していて、駅に徒歩圏内での新築は、予算的に厳しい状況でした。
それでも、子供の通学や、老後の生活のことも考えると、「高の原駅」に徒歩圏内は必須条件、そこで、目線を変えて既存住宅をリノベーションしてお住まいになることをご提案。
状態の良い物件も見つかり、古家がどの様に変わるのかを現場で確認しながら、お話を進めていきました。
Ty様のご要望には次のようなものがありました。
・料理をしながら洗濯・室内干し・収納が負担のなく出来る間取りにしたい。
・奥様が昔から憧れている、食器に囲まれた暮らしがしたい。
・丈夫で長持ちするような家にしたい。
物件選びのセカンドオピニオン。
▼施主様の視野
・駅までのアクセス
・学校までの距離
・スーパーへのアクセス
・購入価格
▼平岡工務店の視野
・メンテナンス性と維持費用
・強度を測る(木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造)
・購入後のリスク(表面化されていない部分)
・ライフスタイルに合わせた家事動線や収納、30年後の暮らしを考えた間取りが描けるか
不動産販売店の物件情報からは読み取れない、建築的な視野で物件を検査し、良い買い物が出来るようお手伝いさせて頂きました。
新しくしすぎない。
建物の経年変化に合うように、「造作家具」や「造作建具」をご提案。
お気にい入りの革靴や鞄のように経年変化を楽しみながら、「直し続けることができる素材」をTy様と一緒に工夫しながら考えました。
アクティブな家事室。
・キッチン横に設けた、広さ6帖の家事室。
・家族5人用(女性が4人)の広々とした洗面化粧台と鏡。
・衣類が収納できるスペースを確保。
・室内干しができるワイヤー物干し
・掃除用具収納
・カウンターの掃除が容易に行えるように考えた「壁付けの水栓金具」
「洗濯」→「干す」→「収納」の動線をキッチンの隣の家事室に集約し、日々の家事を負担なくこなせるように。
既存の和室を解体中
既存のキッチンを解体中