Mind Change な家【京都府相楽郡】*
人気の “高の原地区” で新築注文住宅を検討されていた施主様でしたが、地価が高く予算内で新築を検討するにはエリアを変更せざるを得ない状況となった時、土地条件を諦めないもうひとつの選択肢として “中古物件リノベーション” をご提案させて頂きました。
ご提案させて頂いた当初は中古物件リノベーションに抵抗があった施主様ですが、丁度、弊社で施工した戸建リノベーションが内覧できる機会があり、そこで中古物件の可能性を感じられ、戸建リノベーションが選択肢に加わることになりました。
弊社が厳選して紹介させて頂いた中古物件は、築26年と比較的新しく、過去に二重サッシや電動シャッターなどの断熱改修工事も行われ、メンテナンスが行き届いた優良中古物件で、そのままでもすぐに住める状態でしたが、内装が木目を基調としたフレンチカントリー調の雰囲気で、施主様が求める雰囲気からは掛け離れたものでした。
しかし、その場でお家の雰囲気をどの様に変えることが出来るかをプランナーと話し合い、求めている雰囲気に近づけられることをお伝えし、購入される事を決められました。
築浅で程度の良いことに加え、人気エリアの物件ということもあり、物件購入費に総額予算の7割を割いたため、リノベーション費用は抑えざるを得ない状況で、既存の間取りを大きく変更することなく、カントリー調からグレーを基調とした欧風洋館の様な、クラッシックモダンな雰囲気へと変貌させました。
既存の間取りを変えずにコストダウン
既存の間取りをできるだけ変えずにリノベーションをする事で解体費用などが抑えられコストダウンに繋がります。その為には元々の中古物件を選ぶ時点での「目利き」が重要なポイントになってきます。
平岡工務店では、私たち建築のプロがリスクの少ない中古物件を見極めてご紹介しています。
インテリアコーディネーターと計画した大人モダンなインテリア
ダイニングテーブルは内装材に合わせた造作家具、デザイン性と照度のバランスを計算したダイニング照明、生地にこだわりプリーツを贅沢に寄せたレースカーテンなど、グレーを基調とした内装にほんのりラグジュアリーなインテリアを組み合わせて、ホテルにいるような非日常を日常で感じられる、大人モダンなインテリアでコーディネートさせていただきました。
既存の内装を活かしてより良く見せるリメイク術
木目を基調とした既存腰壁はグレーに塗装、既存シューズボックスは塗装と真鍮取っ手に交換など、使えるものは使いながらも、塗装や金物の交換などを施し、お施主様が求める空間に近づくようイメージを一新させました。
before リビング
before キッチン
before キッチン
before 和室
before 1Fトイレ
before 玄関ホール