Lunch Boxのような家【橿原市】*

古いアパートを取り壊した跡地に、新婚ご夫婦がお家を建てたいというご相談からお家づくりが始まりました。
当初は2階建てのお家のイメージを持っておられたご夫婦でしたが、敷地面積に十分な余裕があった事と、将来の生活を想像した時の暮らしやすさを考え、平屋のお家を建てることをご提案しました。

長らくの間、リビングの主役はテレビであり、テレビを中心に家族の団欒をイメージして間取りを考えるのがセオリーとなっていました。しかし、昨今ではスマートフォンなどの普及により家族揃ってテレビを見る機会が減り、テレビがリビングの主役ではなくなりつつあります。

こちらのお家のリビングもテレビを中心に「ただ広いだけのLDK」にするのではなく、コンパクトな設計でもリモートワークができるスペース、本を読んだりお昼寝したりできるヌックスペース、愛犬と遊んだり景色を眺められるソファースペースなどがあり、リビングから外に出てウッドデッキで寛ぐなど、彩り豊かなランチボックスのような空間で家族それぞれが思い思いに過ごせるライフスタイルをイメージしています。

新しく変化していく暮らし方が感じられる、そんなお家が完成しました。

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ヌックのある生活

景色と緑が眺められる窓際のくつろぎスペース。
本を読んだり、ゴロッとしてスマホで動画を見たり、お昼寝をしたり。。。
壁に囲まれた独特のお篭り感が、リビングに置いたソファーとは一風変わった寛ぎを感じることができます。

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玄関の名脇役

玄関に設置した造作のベンチ。
将来、足腰が悪くなった時に活躍することを想定していますが、それまでの間も、買い物帰りの荷物を置いたり、お子様に靴を履かせたり、飾り棚にしたりと、多用途で使える名脇役です。

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仕事と家事を両立させる最短ルート

テレワークを行う書斎からの眺め。
キッチン・ランドリー・浴室が一直線に並び、最短ルートかつ最速で家事を完結できる設計としました。