音楽と共に暮らす家【三郷町】*

ご主人はドラムとギター、奥様はコントラバスとピアノ。
ずっと続けてきた趣味をこれからも続けたくて、楽器が演奏できる音楽室をご希望されるくらい、音楽への情熱をお持ちだったご夫婦。
兵庫と大阪でお勤めされていたため、大阪に住む方が利便性が良く検討もされましたが、地価の高さや土地の狭さなど、音楽を楽しむお家を作るには不向きだったので、広い敷地でのびのびと暮らせる奥様のご実家のある奈良に移り住むことを決意されました。

注文住宅を建てるにあたり、SNSや動画サイトなどで情報を集められて、やりたい事が山積み状態になっていたところから、ひとつずつ本当に必要なものを見極めながら間取りと仕様を決めていきました。また、このお家はZEH仕様ということで、屋根の向きや大きさ、高さも意識しながら内と外のバランスを調整しています。
一見シンプルでありながら、ひとつひとつのアイテム選びや色選びは細部にわたってこだわり、時間を掛けて吟味した選りすぐりたちで出来上がったお家です。

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おかえり動線

エントランスから、ご家族用にシューズクローク&ファミリークローゼットを通り抜けてサニタリーへと続く動線を設けました。扉を閉めればゲストが来た時もスッキリとした印象でお出迎えができます。

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工夫を凝らして実現

防音室にして思いっきり演奏ができる事が理想でしたが、ドラム対応の防音室は思いのほか高額だったので、楽器を電子化したり外壁面に窓を付けないなど、音漏れを出来るだけ少なくする工夫をして実現した音楽室。倉庫に眠らせていた楽器達にいつでも触れることが出来るだけでも作った価値はあります。

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憧れを諦めない

「このキッチンが使いたい!」と、最初から希望されていたメーカーのオーダーキッチンを採用しました。憧れを諦めずに最後まで守りきることは意外と難しく、幾度となく気持ちは揺れ動いたと思いますが、完成したお家を見て、「やっぱりこれにして良かった」と思えて愛着の湧くアイテムのひとつになります。