可変する家【相楽郡精華町】*
お家づくりの第一歩とも言える「土地探し」。
長く住む場所だからこそ、できる限り自分たちの要望を叶えたいもの。
そのひとつの条件だった「駅近」は、共働きのご夫妻がお互いの負担を軽減するために、優先順位の高いご要望でした。しかし、ご主人様は京都、奥様が大阪へ通勤されているので、両方が乗り換えなしで通勤できるターミナル駅周辺は、地価も高く、予算を超える物件ばかり…。
そこで目を向けたのが、「ローカル線」でした。駅徒歩1分ほどの好立地、予算にも収まり、おまけに保育園やスーパー(建設予定)も目の前にある…。すぐ購入をご決断されました。
お子様が広々と遊べるスペースやプロジェクターでの映画鑑賞スペースなどを持ち合わせたリビング。
同じ間取りでも、家具を使って程よく空間を分けたり、間仕切り壁を立てることで一部を個室にしたりと、「可変する家」を一緒に妄想しながら作り上げました。暮らし方によって可変する、余白ある間取りが楽しめるお家が完成しました。
可変する間取り
コンセント位置や窓の高さも考慮し、ソファ、テレビ、サイドボード…配置換えも自由自在。何通りもの間取りを楽しめる可変性あるリビング。将来1階に部屋が欲しくなったら、間仕切り壁をつくれば、個室にもできる程の広さです。
繊細さ
お気に入りの椅子に似合うダイニングテーブルを家具職人が仕上げました。1mm単位で高さを調整、色みも椅子に合わせて塗装。この細部へのこだわりが、違和感のない美しいダイニング空間を仕上げます。
機能的なバックヤード
LDKの横に水回りをまとめました。洗面台、ランドリースペース、脱衣室、お風呂、全てが一直線でつながります。アイロンがけをしてそのまま収納。家事を助けるスムーズな動線です。
レイアウトを配置換えするだけで、雰囲気が大きく変わります。
家具で空間をゆるく区切ります。