奏(かなで)の平屋【香芝市】*

猫を飼うご夫妻の理想の暮らしに寄り添うと、猫が過ごしやすい2階建ての間取りに。しかし、思うようにしっくりときません。

“お二人らしさはどこにあるのだろう”

一度立ち止まり、ご夫妻の「好きなこと」と「苦手なこと」をノートにひとつずつ書き出してもらうことに。

見えてきた「自分たちらしい家」。
どこか懐かしい、落ち着きのあるレトロ素材と色合い。
お料理好きのご夫婦と、音楽好きのご主人が、自分たちの「好き」を思う存分楽しめる空間。
自分たちらしさをギュッと詰め込んだ25坪の平屋が完成しました。

1B9A7353

防音室

ご主人の「好き」の優先順位の一番は、大好きなベースを奏でる部屋「防音室」でした。当初諦めていた空間ですが、諦めるのではなく一番に考え直しました。玄関を開けてすぐ、好きを楽しむ籠れる空間が迎えてくれます。

1B9A7256

壁付けキッチン

料理が大好きな奥様の「自分軸」を探っていくと、対面キッチンではなく壁付けキッチンでした。毎日立つスペースだからこそ、「私は」の自分軸を大切にした理想のスタイルに仕上がりました。

1B9A7343

レトロシック

タイル選びに約8時間。「選りすぐりの一番好きな色(=フェイバリットカラー)」をじっくり選びました。深みのある落ち着いたレトロな色合いの緑色。素材も、レンガでなくタイルに決まりました。