吟味された素材*

良い素材はすべての家づくりの源です。

素材は、お家をつくり上げるとても大切な要素です。
平岡工務店では「長持ちし、安全で、お家との相性考え、経年変化を楽しみ、直すことが出来る」
というコンセプトで素材を選んでいます。

〜平岡工務店では「5つの基準」を通して素材を選んでいます〜

1.長持ち

「長い年月ずっと寄り添う」ということを考え、日本風土の合った木材を選びます。
例えば柱は国産檜、梁は米松を選びます。土台となる檜は伐採して200年間は強くなり、その後1000年かけて徐々に弱くなると言われています。実際に檜で建てられた法隆寺は1300年経った今でも維持されているくらい屈強です。また必ず曲がり、割れ、腐り等が無いか細かくチェックし、家づくりに適している厳選された木材のみを使用します。木が曲がっていたり、水分を多く保有していたりすると必ず家の寿命に影響してきます。こうした徹底された木材の品質管理は、お家を長持ちさせるという上で必須です。

2.安全

家に居ると、なんだか息苦しくなるような家は心地良い家ではありません。
例えば、塗料は身体に影響がない漆喰や植物油、亜麻仁油などの自然素材を使用するようにしています。
お客様が落ち着いて住めるお家づくりにするためにも、出来るだけ身体に影響のない素材を選んで使用しています。

3.お家との相性

適材適所。例えば、屋根の部材によって防水シートの素材を変えたり、吹き付け断熱材と木材の相性は良いのかなど、
その都度お家によって変わる状況の中、それぞれのお家に一番合った、「素材の最適の解」を見つけます。

4.経年変化を楽しむ

お家は作ったときがピークではありません。言わば機械時計のようなものです。段々と肌に馴染み、メンテナンスやオーバーホールを繰り返し、価値に深みが出てくる。お家もこれと同じで、住み続ける中で出てくる「味」や「深み」が出てきます。
平岡工務店では10年後、20年後、30年後も暮らしを楽しめるような素材を選んでいます。

5.直すことができる

ものは必ず壊れます。お家も必ず壊れます。このことからは背くことは出来ません。だからこそ直すこと、「リペア」するということを前提にお家づくりをしなければなりません。それは壊れても直しやすいような素材か、直しやすいように設計されているかが大きなポイントです。