【スタッフ目線・現場監督 金】

【スタッフ目線・現場監督 金】

インドの神様が、教えてくれたこと。

ずっと行ってみたかったインド。
世界一のカオスでもみくちゃにされてきました。

古汚い建物、
鳴り止まないクラクションと
そこかしこで鳴る爆音のヒンドゥー音楽、
道を埋め尽くす人、バイク、車、
そして牛。

夜のニューデリーに到着後すぐ乗ったバイクタクシーが詐欺グループの一人で、連れていかれた先で脅迫を受け、最後にはバイクタクシーを飛び降りて暗い住宅街をダッシュ。

一方で帰国直前には、カルカッタの市街地から空港までのバスで、運転手と乗客に気に入られバス代がタダになり、乗客だった2人がバス停から空港までの1kmの夜道を護衛してくれました。

インドに行くと人生観が変わるとよく言われます。
それもそのはず、インドなんて国に一人で行ってしまうと、人間の生々しさを徹底的に見せつけられながら、ずっと問われるんです。

"お前に何ができるんだ" って。

家もなく毛布一枚に包まって道端に横たわる人々。
お金をせびって足にまとわりつく小さい手。

インドの神様たちはしつこいもんで、そういう人に同情しようが無視しようが、解決の糸口なんか見せずに何度も何度もこちらを試してくるんです。

場所を作る人として、
日常の舞台をデザインする人間として、
自分の役目と向き合う刺激的な旅でした。


現場監督 金