趣(おもむき)の平屋【奈良市】*

ご夫婦2人のための住処。
映像や音楽が好きなご主人と、お料理やファッションが趣味の奥様、休日には共通の趣味でもあるテニスに汗を流す。

共有する時間とそれぞれで過ごす時間を上手に暮らしの中に取り入れられるよう、敢えてリビングと名前が付く空間は作らず、広々としたダイニングキッチンを中心に、趣味を色濃く反映した個室を周りに配置し、帰宅動線、家事動線もスムーズな間取りを考えました。

交通量の多い道路に面していて、無計画に窓を設置すると常に視線に悩まされる生活となる事が予想されたので、外からの視線を避けながら採光を取り入れ、中からは見たいところだけを切り取る窓を設置するなど、立地条件に適した設計も行っています。

100インチのプロジェクターにプロ仕様の音響システムを導入したご主人の夢を実現した本格的なシアタールームや、奥様念願のおしゃれで使いやすい対面キッチン、タイルがポイントの造作洗面、仕上がりの美しさまで計算された照明計画、和洋折衷の和室など、ご夫婦のこだわりが随所に散りばめられたお家が完成しました。

 

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効果的な照明計画

間接照明で灯りをバウンドさせ空間全体が柔らかな印象になるように照明を計画。また、必要な場所以外はダウンライトを取り入れず、天井面をスッキリと美しく仕上げ、明るすぎず、暗すぎず、お施主様にとって ”ちょうど良い灯り" にすることで手に入れた落ち着いた空間となっています。

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視線をコントロールする木製ルーバー

玄関側からリビング・ダイニングは見えませんが、リビング・ダイニング側からは玄関の様子がわかる様、絶妙な角度で仕上げた造作の木製ルーバー。壁にすると圧迫感を感じる部分をルーバーにすることで空間と視線の抜け感を演出しています。

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本格的な設備を取り入れたシアタールーム

100インチのプロジェクター、プロ仕様の音響システム、床材は踏み心地の良いカーペット敷き、全体的にダークなカラーでコーディネートした内装とインテリアなど、ご主人のお好みをふんだんに取り入れつつ男子の永遠の憧れを再現した「大人の秘密基地」なシアタールーム。