住み継ぐ家【生駒市】*
奥様のご実家を譲り受け、リノベーションを計画され始めたG様。
当初は別のリフォームショップで相談をされていらっしゃいましたが、お話が進むにごとに、このまま進めていいのか不安な気持ちが大きくなり、セカンドオピニオンの様な気持ちで弊社に相談に来られました。
はじめての現場調査では、修繕を必要とする箇所を数箇所発見し、これからご家族が安全に暮らして頂くためには、このままにしておけない状態である事や、修繕が必要な箇所の工事内容をひとつひとつ説明し、内部と外部の工事バランスを相談させて頂きながらプランを提案いたしました。
奥様が住み慣れたご実家には大きな間取り変更をせず、外部・内部共に必要な箇所にメンテナンスを施しつつ、家事動線と収納量を向上させ、 「これからもご家族が安心して暮らせること」を守りながらも、美的センスの高いご夫婦それぞれの感性がまざり合い、洗練された空間に生まれ変わりました。
リビングの特等席
はじめてお邪魔させていただいた際、リビング出窓からの眺望の良さに心が惹かれました。
「あそこで読書しながらコーヒーが飲めたら気持ちがいいだろうな」「ここでお子様が遊んだり勉強したりできたら良いな」と、いろいろなイメージがあふれ、出窓にファミリーデスクを提案させて頂きました。いきいきとした緑の木々、夕暮れ空のグラデーション、うつろいゆく四季をいつまでも眺めていたくなる、リビングの「特等席」です。
細部に宿る
当初はスケルトン階段にしたいとのご要望でしたが、構造上の問題で階段をスケルトンにする事が難しく、また予算との兼ね合いもあり、既存階段を残しながらお好きなデザインに近づける様、内装材やアイアンバーを施すことをご提案。既存を利用しつつも、アイデアとコーディネートでイメージを一新し、細部へのご要望も叶えた階段は、エントラススペースのフォーカルポイントへと生まれ変わりました。
ちょっとした事で変わる家事動線
工事前は廊下側からしか行き来ができなかった「水まわりスペース」。新しくキッチン側から入り口を設ける事で、ご家族のみなさまがスムーズに身支度できる様になりました。構造上問題のない「たった一枚の壁」を抜くことで、家事動線と暮らしの質は格段に上がりました。
ウォルナットカラーの床とブラックの親子扉が印象的なリビング。
無駄を削ぎ落としたシンプルで洗練された空間
真鍮の金物で統一した手洗い。
家族の様子を見渡せる2型キッチン。
色とデザインにこだわったキッチン。
既存階段を利用しても違和感なく空間に溶け込む階段。
フローリングと合わせたウォールナットカラーの階段踏飯。
ヘリンボーンの床がほどよいアクセントの子供部屋。
Less is more.
Before エントランススペース
Before キッチン
Before ダイニング
before 階段
Before 子供部屋
Before 洗面
Before リビング
Before 出窓
a good view.