Functional House【奈良市】*
建築士2級の資格を持つ弊社の現場監督の自邸。
住んでいる賃貸マンションが三階でエレベーターが無く、夫婦共働きで忙しい日々の中、子供達を連れて三階まで上る毎日が大変だと感じる様になり、上り下りの少ない家に住みたいとの思いから家づくりがスタートしました。
家探しを始めてしばらくした頃、希望していたエリアに手頃な価格帯の規格住宅が出ており一度は検討をしましたが、”自分たちらしい暮らし方” を色々な角度から冷静に考えると、少し費用が掛かっても “二人三脚で共働きしながら元気に楽しく暮らせる家” に住みたいという気持ちが強くなり、規格住宅ではなく注文住宅へと考えを改めた時、希望条件(おだやかな校区、ハザードマップ的に安心、最寄り駅まで歩いて行ける)がそろう土地が見つかり購入を決意しました。
お客様のお家を建てるときは、新築担当のプランナーが専任で付き、ご夫婦の意見を取りまとめてプランニングしますが、このお家は二級建築士の資格を持つ現場監督の自邸ということで、自らの設計で奥様の意見を聞き取って調整し、プランナーに相談しながら何度も何度も図面を書き直してプランを作っていきました。
家づくりが進んでいく中で、ご夫婦が間取りで特にこだわったのは「省エネルギーな動線」でした。
少しでも負担が減らせる様に、玄関から進んでいくと家事や雑事が進んでいく家事動線を採用し、将来的にはご夫婦2人で1階だけで暮らせる様、『半平家住宅』の2階部分を必要最低限にした間取りを採用。内装やインテリアはホワイト・グレー・オーク木目で飽きのこないシンプルなトーンでまとめ、機能性や清掃性も意識してコーディネートしています。
日々の雑務を軽減しつつ元気に楽しく暮らせるために機能性を重視した、「Functional House -機能的な家-」が完成しました。
省エネルギーな動線設計
玄関から直線的に進むと、最適な場所に荷物を下ろしていける家事動線を採用しています。
玄関 → 家族ごとに分けられた収納棚にカバンや荷物を下ろす → ウォークインクローゼットで家着に着替える → 脱衣洗面室でうがい・手洗い・着替えた衣類を洗濯に出す → 回遊動線でLDKへ
半平屋
LDK横に和室を設け、お子様が大きくなるまでは一階で完結できる暮らし方となっており、お子様が成長され巣立った後も、ご夫婦お二人が一階のみで暮らせる間取りとなっています。
大容量の収納
ウォークスルー収納に小屋裏収納、さらにウォークインクローゼットも設け、通常のご家庭の約2倍のたっぷりとした収納量となっており、物が多くなってもすっきりと片付けることが可能です。