HIGASHIDA FARM STRAWBERRY(東田農園)*
奈良天理市で30年以上前から「電子水」を使ったイチゴを栽培されてきた東田農園さんのスイーツショップのブランディングと店舗ファサード施工を担当させて頂きました。
生イチゴのシーズンは12月~5月までの約半年間しかなく、1年を通して美味しいイチゴ味わってほしいとの想いで、冷凍イチゴを使ったスイーツなども考案し、トレーラーハウスを改装したキッチンカーでテイクアウト専門のお店を開かれることになりました。
ご相談のきっかけは、そのトレーラーハウスに設置する看板を作って欲しいとのことでしたが、具体的なイメージが全く決まっていなかったため、どのようなお店にしたいのかを話すところから始まり、結果的に、ロゴデザイン、看板デザインと施工、パッケージデザイン、メニューデザイン、ファサードコーディネイトなど、お店を構成する全ての要素を統一したブランディングを行いました。
ロケーションを味方にする
お店は観光客も多く訪れる「喜光寺」の門前に位置することから、外国人やご年配にもご利用いただけるように、若者向けのおしゃれカフェ風ではなく、モノトーンのシンプルなファサードで、背景に映る「喜光寺」とも違和感なくマッチするように考えました。
パワーワード
長い間「電子苺」という名でいちごを販売されてきた東田農園様。その聞きなれない言葉が持つパワーを最大限に活かしたロゴデザインを考案。日本古来の雷の紋様と、歌舞伎で用いられる勘亭流文字を合わせたロゴマークに、しなやかな英字フォントで和洋折衷を表現しています。
統一感
飲食店に限らず全ての業種で統一感を持ってデザインされた販促物やパッケージは美しく、購買意欲が増すものです。商品の形や分量を調整し、試行錯誤を繰り返しながら商品開発を行い、また、販売価格を抑えるために既製品を流用したパッケージデザインを提案しました。